Flash Forge社のadventure3Xという機種を使っていますが、
製品に内蔵されているフィラメントホルダーは、
Flash Forge社の500gフィラメントリール用になっているため、
1kgのフィラメントを買って付けようとしても入りません!涙
なので今回は、1kgのフィラメントリールも使えるように
フィラメントホルダーを作ってみます!
同じ悩みを持った方は、
ホルダーの形状など参考にしてみてはいかがでしょうか?
Fusion360を使って設計
今回使用したい1kgのフィラメントは
Pxmalion ABS のフィラメントです。
adventure3Xのフィラメントホルダーにギリギリ入りませんでした!
という事で、外置きフィラメントホルダーを設計していきます。
まずフィラメントリールの寸法を把握します。
寸法は商品購入ページの商品画像の中にありました。
それをもとにフィラメントホルダーを設計していきます。
フィラメントリールのモデルを簡単に作って、
それに合わせてホルダーとシャフトを作りました。
(設計過程は割愛)
設計するにあたって注意すべき点は、
印刷する3Dプリンターの最大サイズを超えないか?
フィラメントリールがホルダーに干渉しないか?
ぐらいです。
最終的に残りのPLAフィラメントが少ないこともあり、
使用材料削減のために、土台のいらなそうな部分を無くしました。
ポイントは、柱の根元の角を丸くフィレット(R)を付けて強度を上げたところです。
寸法は以下です。
うまくいけばいいですね(笑)
印刷
フィラメントホルダーのような
大きめのものを印刷する時は、
印刷しやすく硬いPLAフィラメントを材料にするのがお勧めです!
印刷には13時間くらいかかりました。
サポート材が失敗して
気持ち悪い感じになってますが
良い感じに土台は完成しましたね。
底面のサポート材は安定しそうなので
剥がさずそのまま使用します。
次はシャフト部ですが、、、、、。
シャフト部印刷で緊急事態が発生
シャフト部印刷中にPLAフィラメントが底をつき、
作れないという事態に(笑)
どうするか考えた結果
ホームセンターで穴径40の塩ビ管1mを購入し、
短くノコギリで切り、
両脇に抜け防止のための蓋を装着して、
シャフトにしました(笑)
塩ビ管シャフト
これで何とか使えそうです。
実際に使ってみる
完成したフィラメントホルダーに1kgのABSフィラメントリールを装着して、、
ちゃんとフィラメントリールも回るし、
しっかり印刷できました!
フィラメントホルダーを作るのが面倒な方へ
フィラメントホルダーは
わざわざ作らなくても、
Amazonなどでも販売されているので、
材料がもったいない方や、
フィラメントホルダー作成に時間を掛けたくない方は
フィラメントホルダーを購入することをお勧めします。
購入できるフィラメントホルダーは
値段は大体1000円~2000円
便利ですよね。
購入するのも全然ありかと思います。
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