簡単に3Dプリント物の表面処理!便利なペンサンダー、アルティマ5使ってみた。

スポンサーリンク
ツール

僕は3Dプリンターでルアーを作っているものですが、
ルアーモデリング

 

3Dプリントした造形物、
特に熱溶解積層式3Dプリンター(FDM式)の造形物は積層痕が目立ちます。

 

僕は造形物が完成した後ヤスリがけをするのですが、

これがまあまあ疲れる(笑)

 

更に手磨きだとルアーの顔やエラ部分の詳細な細かい所を磨けないのです。。。

 

 

こんな悩みがあったので、

何か細かい所を磨けて疲れないツールはないかなと

探したところ、

 

プラモデルなんかを磨くのに使えるペンサンダーなるものを発見しました。

 

 

 

 

いくつか種類のある中で僕が購入したのが

 

アルゴファイルのアルティマ5(ARTIMA5)

 

というペンサンダー

 

社名含め口に出してフローしたくなるライムですが、
それが購入した理由ではありません。

 

 

今回はこのアルゴファイルのアルティマ5を

①なぜ購入したか。

 

②実際に使ってみた感想。

 

 

について書いていきますので、

ペンサンダーを購入したい方の参考になればと思います!

 

 

 

スポンサーリンク

アルティマ5のスペック

 

アルティマ5のスペックは以下!

 

振動は1,000~5,000往復/分(←単品で速度調節可)

 

↑青い部分のローラー式スイッチで速度調節できます。

振動方向は縦方向で、

ストロークは3mm

最大速度での連続使用は30分を目途にクーリングが必要

 

 

用途はプラスティックモデル・フィギュア・ガレージキット・3Dモデル等樹脂のヤスリ掛です。

 

付属品

 

 

先端工具7 種、
コレットチャックφ2.35/3.0
ダイヤモンドビット2 種、

もう1種類の先端↓(集合写真に写ってなかった、、、)

裏面のり付きペーパーやすり#240(10 枚)
ゴムスタンド
AC アダプター
取扱説明書

 

値段は11000円程です!

 

 

 

他製品との比較

 

僕がアルティマ5購入すると決める前に
もう一つ迷っていたペンサンダーがありました。

 

それが↓です。

 

プロクソンのペンサンダー

 

 

プロクソンの方は

6800回振動/分(←速度調節は別途電力調節器が必要です。)

振動方向は横

定格使用時間は15分

 

先端工具は8種類のものが付いてきます。

紙やすりは3種が付属しています。

 

値段はアルティマ5よりかなり安い5800円

 

電力調節器はプロクソンのペンサンダー
とよく一緒に購入されている↓のもので1500円程です。

 

 

プロクソンのペンサンダーはアルティマ5と比べ、

振動数が多く、先端形状も1つ多く、

値段がかなり安いという魅力がありますね!

 

しかし、単品で速度調節はできず
別途電力調節器が必要なこと、

定格使用時間が15分と少し短いことなど

 

 

この辺の理由でアルティマ5を僕は選びました。

 

 

 

しかし、プロクソンのペンサンダーもかなりの人気商品で、

アルティマ5以上に多くの方に使用されているようです。

 

やはり安さも重要ですよね!

 

 

しかし、僕の場合、アルティマ5の速度調節機能と、
連続使用可能時間の長さの魅力が勝ってしまいました。

 

 

実際の使用感

 

ここからは、アルティマ5の実際に使用してみて感じたことについてです。

 

最初は、付属の240番のヤスリを使いたい先端形状に
合わせて切って使ってみました。

 

 

 

こんな感じでピッタリ形に合わせる必要はなくて、
ちょっとはみ出ても使用感に問題はありませんでした。

 

 

240番だと結構粗目ですが、
240番のみで↓の3Dプリントした積層痕がでこぼこの造形物が

 

 

スイッチが赤くなるまで回すと高速になります↑

 

 

速度最大で軽く当てるだけ(力は入れなくてOK)

で↓のように凹凸がほぼなくなりました。

 

見た目は少し積層痕が残っているかなという感じですが、
触った感じは240番にしてはかなりツルツルになったな、という印象です。

 

磨きたい物の大きさにもよりますが、3㎤くらいのものであれば、
付属の240番のヤスリで10分ちょいで大体磨けるんじゃないかなと思います。

 

 

並べるとこんな感じ。

 

 

ちなみに普通にホームセンターで購入できる
紙ヤスリでも吸着力が少し強めの両面テープがあれば

なんでも使用することが可能です。

 

 

 

 

 

 

アルティマ5使用時の音ですが、
最大出力でも個人的にはそこまでうるさくはないです。

 

眠っている人の横で使ったら起きるか起きないか微妙なラインです(笑)

 

 

 

先端工具の取り換えにより、
磨きたい場所に合わせてピンポイントで磨くことが可能です。

 

例えば↓のルアーの顔部分だと

 

 

 

こんな風に線で削ることもできます。

 

繊細な作業も力を入れずできるので、
見切りを付けないと無限に削ってしまいそうです(笑)

 

 

また、先端工具が見た感じ金属なのかなと思いましたが、
実際はプラスチック素材(おそらくABS)で、

万が一作品に先端工具がぶつかっても
作品が傷つくことはありません!

 

これも中々の魅力ですね。

 

プラスチック素材の先端工具が壊れてしまっても
先端工具のみで売っているので、先端工具だけ買い足すことも可能です。

 

こんな人におススメ!

 

 

僕が使った感じだと、アルティマ5はこんな人におススメかと思います。

 

連続使用可能時間が30分と長いので、
じっくり磨いて作品を仕上げたい方、

 

手元で速度調節できるので、
速度を変えるのに一回一回作品を置きたくない方。

 

 

こんな方は、アルティマ5を試してみてはいかがでしょうか?


 

 

以上、今回はアルゴファイルのアルティマ5使ってみた記事でした!

 

読んで頂きありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました