僕は自作ルアーを3Dプリンターで作っているのですが、
先日製作活動に使えるもの何かないかなーとお店で商品を漁っていたところ、
UVライト4秒で硬化する、
BONDIC(ボンディック)なるものを発見しました。
3Dプリンタールアーを作る際に
ルアーの隙間を埋めるためにUVレジンを使っていたので、
これはいい!と思い、本体と替えのカートリッジを購入しました。
↑こういう感じに隙間ができるので、
UVレジンで隙間を埋めています。
(これは大袈裟に隙間開けすぎですが、笑)
ちなみにこんな感じでルアーを設計しています。↓
BONDICの仕様
・UVライトを当てて4秒で硬化。
・内容量はカートリッジ1本で4g。(1ml当たり20滴とすると約80滴)
・本体価格は2500円~3000円ほど(店頭で購入するよりAMAZONの方が400円ほど安い)
・カートリッジ価格は1本1100円~1800円程度
(AMAZONで本体とセットで購入すると1本700円)
・本体には専用ケースが付いている。
・修繕後に研磨、穴あけ、塗装が可能。
と、こんな感じです。
ちょっと値段が張りますが、
大事なのはちゃんと4秒で硬化するのか?
狭い場所にも塗りやすいのか?
ルアービルダーの端くれの僕はここに注目しました。
結論としてはかなり良い!
という感想です(笑)
もちろん、使った感想を詳しく説明します。
見た目
BONDICは物の補修などを目的としたUVレジンですが、
専用ケースも付いていて、
更にUVライトとカートリッジのホルダーまで付いてきます。
使い捨てのUVレジンとは違って、
工具のような所有感はあります。
UVライトを光らせるとこんな感じ↓
カートリッジは蓋を開けると
レジンの出口がかなり細くなっています。↓
細かい作業に適していそうです。
使用感
僕がUVレジンを使うのは
自作ルアーの隙間を埋めるためなので、
外側はいいのですが、
ラインアイやフックアイの根元の穴を埋めたり、
ジョイントルアーのジョイント部の隙間を埋めるのには
他の手芸用やらネイル用のUVレジンでは口が大きすぎて、
狙った場所に綺麗にUVレジンを塗れないという悩みがありました。
しかし、BONDICのレジン出口は細くなっているため、
かなりピンポイントで余計な場所にレジンが塗られることなく
欲しい場所に塗ることができました。
また、ジョイント部はUVレジンを塗ってから
UVライトで硬化させるまで、レジンが垂れてこないように
ルアーを手で持って硬化させていたのですが、
BONDICは4秒で硬化してくれるのは本当だったので、
この作業がかなり楽でした。
また、3Dプリンターの造形物が
欠けてしまったりした時にも
このBONDICが活躍しました。
ルアーのリップ部分が欠けた↓
BONDICを断面に塗って、
UVライトで硬化!
塗って、UVライトを数秒当てるだけで簡単にくっつきました!
瞬間接着剤と違って、
塗ってからすぐ固まらないので、
ちゃんと位置をゆっくり決めてから
UVライトで硬化できるので、
修理にもかなり役に立つアイテムだと感じました。
まとめ
BONDICの使用感はかなり良いという感想でしたが、
値段が少し高いので、
バンバン使うことはせず、
ピンポイントで塗りにくい場所や、
すぐに硬化してほしい場所のみに使用することにして
他の大まかな場所は100均一のUVレジンを使うのが良いかと思いました。
またこのBONDICですが、
スマホの充電器の線の被服が破れた場所の保護や、
プラモやルアーの破損個所の修繕にも使用できるので、
応急キッドとして持っておくのもいいなと感じました!
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