ルアー塗装を自分でやってみたい方で、
実際にルアー塗装するのに必要なものは何があるのか知りたい方や、
実際に自分でルアー塗装をやっているけどもっと使える道具はないの?
という方に向け、少しでもお力になれるように
今回はルアー塗装に必須&便利アイテムなどを紹介したいと思います。
この記事を読むと、
ルアーを自分で塗装するために必要なものが分かり、
スムーズにルアー塗装を始める準備ができますので、
是非最後まで読んでみてください!
ルアー塗装を始めるのに必須のアイテム
先ずは、これがないとルアーの塗装は始まらない!
ルアー塗装必需品を紹介します!
ざっくり箇条書きにすると以下です。
①塗料
②薄め液
③エアブラシ
④塗装ブース
⑤マスク、ゴーグル、手袋
⑥トップコート剤
⑦塗料を取り扱うための小物類
以上、僕がルアー塗装で必須かなと思うアイテムです。
ではそれぞれ詳しく説明します。
①塗料
塗装と言ったら塗料がないと始まりません。
そこでどんな塗料が良いかというと、
プラモデルの塗装などにも使われる
ミスターカラーという塗料がお勧めです。
なぜなら、有名どころの塗料なので、
使用方法などの情報が多く、YouTubeやブログで
情報を容易に得ることができるというのが1つと、
実際に僕が使ってみて、ちゃんとルアーの塗装ができたという事です。
僕は3Dプリンターでルアーを作っています。
ルアーの材料にABSという樹脂を使っており、
そのABSという樹脂は、ラッカーやシンナーなどに浸食される
という性質がありますが、
ここで紹介するミスターカラーは少なくとも
「問題なく使えた。」
という事でご紹介しています。
好きな色を探してみてください!
②薄め液
そして薄め液ですが、
こちらも塗料と同じくらい必須です。
上で紹介したミスターカラーを使って、
後で紹介するエアブラシで塗装していくのですが、
塗料は薄め液で薄めないとエアブラシで吹くことはできませんので、
必ず準備して置いてください!
③エアブラシ
先ほどちらっと出てきましたが、
エアブラシも塗装に必須のアイテムです。
エアブラシは大きく分けて、
エアコンプレッサーとエアブラシが別々になっているタイプ↓
と、
エアブラシとエアコンプレッサーが一体になっている、
ポータブルタイプがあります。↓
またエアブラシの種類にはシングルアクションのものと、
ダブルアクションの物がありますが、
確実にダブルアクションの物が扱いやすいと思いますので、
ダブルアクションの物を掲載しています。
なぜダブルアクションが良いのか簡単に言うと、
シングルアクションはエアーと塗料が1つのアクションで同時に出せますが、
エアーを吹かなくても塗料がボタボタ垂れてくるそうで、
そうなるとどう考えても僕的にはダブルアクションが良いなという事です。
気になる方は調べてみてください。
問題はコンプレッサーとブラシが別々のタイプが良いのか
一体型のポータブルタイプが良いのかという事ですが、
簡単にそれぞれのいい所をいうと、
別々タイプはエアコンプレッサーの圧が調節できることと、
ポータブルタイプよりもエアーを強く出せますので、
素早い塗装ができます。
一方ポータブルタイプは、
なんといってもコンパクトで、
値段も安く、すぐに塗装を始めたい方にはもってこいです。
エアー圧は別々の物よりも弱いですが
塗装も問題なくできます。
ちなみに僕が購入し使っているのは
こちらのRAYWOOD のポータブルエアブラシです。
元々ポータブルタイプが欲しくて、
色々種類がある中で1番評判が良かったので購入しました。
USBで充電して使えますし、コンパクトで塗装しやすく、
エアー圧はエアコンプレッサーとブラシが別々の物よりも弱いですが、
全く気にならない塗装心地です。
むしろこっちになれたら別々タイプは圧が高くて塗装に失敗しました(笑)
ちなみにRAYWOOD のポータブルエアブラシで塗装したものがこれです。
可愛くできました!
まだまだ塗装の練習が必要ですが、、
良い感じです!
④塗装ブース
塗装ブースも室内で塗装をする方には必須のアイテムです。
塗料はエアブラシで霧状にして吹かれるため、
目に見えなくても空気中に沢山飛散し漂っています。
もちろん塗料の霧は人体に良いものではありませんので、
風通しの良い場所でやるか、塗装ブースを使って
塗料の霧を外に逃がしながら行ってください。
作り方などはググってみてください!
⑤マスク、ゴーグル、ゴム手袋
マスクとゴーグルとゴム手袋も自分を守るために必須です。
塗料は皮膚に触れるとピリピリしてきます。
(僕だけでしょうか?)
なので人体に触れないように、
マスクとゴーグルとゴム手袋は使うのをお勧めします!
自分の体は一番大事にしてください!
⑥トップコート剤
ルアーの塗装にはトップコート剤も欠かせません。
ルアーのトップコート剤は大体
セルロースかウレタンです。
セルロースとウレタンって何が違うの?
という方に簡単に説明しますと、
セルロースは固まると薄いガラスのように硬くなり、
ウレタンは固まると若干の弾力がある膜になります。
ちなみにセルロースはどぶ付すると塗料が流れてきてしまい易いのに対し、
ウレタンは色流れしなかったので、僕はウレタンでコーティングをしています。
セルロースでコーティングする際は、色止めとして
スプレータイプのセルロースを吹いてからどぶ付けするか、
かなりゆっくりどぶ付けするかで色流れさせずにコーティングできるようです。
スプレータイプのセルロース↓
⑦塗料を取り扱う小物類
塗料を取り扱うための小物類とは、
塗料や薄め液を計量するための計量器、
塗料を混ぜるマドラー、
塗料と薄め液を入れる小さな紙コップ、
塗料を取り出すスプーンなどです。
これら計量器以外は百均などで事前にそろえておくと良いですよ。
ちなみにマドラーとスプーンはカクテルを混ぜる先が小さいスプーンで代用しています(笑)
↓こんなやつです。
百均にも売っているとおもいます。
意外と忘れがち便利アイテム
次は意外と忘れるけどあったら便利なアイテムです。
①エアブラシホルダー
②塗装物用クリップ
上記は無くても塗装はできますが、
あったら塗装の作業性は格段にアップしますので、
入手をお勧めします。
①エアブラシホルダー
エアブラシホルダーは、
エアブラシを置いておく台です。
これが意外となくて困ります(笑)
ポータブルタイプならそのまま置くことができますが、
下のエアブラシホルダーは、
余計な塗料を噴出させることもできるので、
吹きたい色を変える際のエアブラシを洗浄する作業に
とても役立ちます。
なくても塗装はできるので、
中々購入には至っていませんが(笑)
先に用意して置けばよかったと後悔しています。
②塗装物用クリップ
後は塗装物を挟んで立てて置けるクリップは
無くてもいいけどあった方が絶対良いアイテムの1つですね。
塗装物クリップを使うと両手が開くので、
片面塗り終わった後にエアブラシを置いて持ち替える必要もないですし、
塗り終わった後にそのまま乾かしておくことができます。
↓は塗装クリップとクリップ棒を挿しておくベース
スポイトと計量カップが付いていてお得です。
塗装物表面を綺麗にできるアイテム
塗装を上手にするには、
塗装物の表面がきれいに仕上がっている必要があります。
以下は僕が実際に使っているアイテムで、
表面処理に役立つモノたちです。
①ペンサンダー
自作ルアーの塗装前はルアーの表面をヤスリがけすると思います。
ヤスリがけって結構時間かかるし、
手で磨くと細かい所が磨けなかったりするため、
ペンサンダーがお勧めです。
僕が使用しているのは
アルゴファイルのアルティマ5という
ペンサンダーです。
こちらの使用感と他製品との比較は
下記記事でも紹介しているので
是非参考にしてみてください。
②Mr.ホワイトパテ
3Dプリンターでルアーを作っている方は
積層痕(表面の凹凸)に悩まされている方も多いと思います。
僕も積層痕と戦っているうちの1人で、
何とか積層痕を目立たなくできないかと考えた結果、
Mr.ホワイトパテというパテが
非常に使えるという事が分かりました。
幾つか種類があるので、
積層痕埋めや隙間埋めに適したタイプを使ってください。
詳しくは↓の記事で検証、解説しています。
③BONDIC
BONDICはUVレジンなのですが、
UVライトを当てて約4秒で硬化する優れものです。
ルアーが欠けたときの応急処置や、
アイの隙間、リップの補強などに便利です。
また硬化したBONDICはヤスリがけも可能なので
試作品作りやちょっとした直しに重宝します。
実はこのルアーの背中のボコボコは
ちょっと隙間が空いていたのでBONDICで埋めています。
塗ってからヤスリがけはしてませんが
塗料も問題なく乗ります。↓
BONDICの詳しい使い方などは↓の記事をお読みください。
終わり
以上!今回はルアー塗装に必須のアイテムと
あったら便利なアイテム、そして
表面処理に便利なアイテムを少しご紹介しました!
これからルアーの塗装を始める方に少しでもお役に立てればと思います!
読んで頂きありがとうございました!
コメント
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