釣りに限らずなんでもそうですが、
意外な方法、まさかこんな方法が!?
というものが行き詰ったときに効果を発揮したりします。
ある程度、経験を積んでくると
自分の中に
こんな時はこういう仕掛けが釣れる、
こんな誘い方がいい。
という釣り方のテンプレートのようなものができてきます。
しかし、ブラックバスも生き物なので、
必ずその経験に基づいた方法で食ってくるとは限りません。
いろんな要素が複雑に絡み合って
ブラックバスたちの行動や気分が決まっています。
今回は、
釣れない時の意外な誘い方
について書いていていきます。
状況による釣り方のテンプレート
ブラックバスの状態別
僕の場合、例えば、、、、、
バスの活性が高いときは
巻物系ルアーやソフトルアーのシャッド系やグラブ系などのただ巻き。
つまりバスが元気なので、大きいアクションで元気のある
ベイト(餌)を演出します。
また、なんでもいいので、ルアーをトゥイッチさせるのもありです。
バスの活性が低いときは
フリックシェイクやレインズスワンプなどのミミズ型のロングワームのノーシンカーの
フリーフォール、またはネイルシンカーを入れたネコリグで微振動させて誘う。
つまり、バスの元気がないので、
弱くて、動きの鈍い食べやすいベイトを演出します。
特にフリックシェイクは元からくねくね曲がった形状をしているので
フリーフォールさせるだけで水の抵抗によって勝手に微弱なアクションをしてくれるので、
まるで生きているかのように動いてくれます。
正直めちゃくちゃ釣れます(笑)
これで釣れなかったら、
その日は誰がやっても釣りづらい日でしょう。
気温別
気温が高いときは、
バスは水の流れが入るところ(インレット)や、
日陰になる木の下や草の中におり、
また暑くてダレているので、
アピールの弱い、フリーフォールや、
微振動させて誘います。
気温が低いときは、
太陽が出ていれば日向、そうでなければ
水温の安定している深いところに居ます。
日向にはいますが、
寒すぎたりすると反応が鈍くなるため、
弱すぎるアクションだと気づいてもらえません。
なのでゆっくり底にルアーを落として、
一気に強めのアクションを入れて、
反射的に食わせます。
ルアーはバイブレーションや、クロー系ワームでテキサスリグ
などを使い、
どちらもリフト&フォール(上げたり下げたり)します。
水の状態別
水が比較的きれいな場合は
弱めのアピールでもバスにルアーの存在を気づいてもらうことができます。
なので、より自然な色かつ、自然な動きのルアーを使用します。
例えば、ソフトルアーだと先ほど紹介したフリックシェイクや
小魚に見えるシャッド系ルアーを使用し、
色は、自然界にある色を選びます。
(緑、透明、茶色、など)
ハードルアーを使用する場合だと、
リアルな魚の動きが出る
ジョイントルアーを使用します。
水が濁っている時は、
中々バスにルアーの存在に気づいてもらえない可能性があるため、
視覚や聴覚に訴えるルアーを使用します。
例えば、スピナーベイトや、ブレディ
のブレードの回転によるキラキラでアピールしたり、
音の出るルアー(ラトル音の出るもの)
の音で気づかせたりします。
釣具屋さんでルアーを買う前に、
振ってみてカラカラ音がなるものを選んでください。
マッチ・ザ・ベイト
あとは、そのフィールドに生息している
バスの餌になる生物に似ているルアーを使用します。
山の中の野池なら
虫が多いので、虫系ルアー
川や、湖なら小魚のようなルアーなど
その場所のバスが何を食べなれているか、
状況を見て判断します。
で、意外な誘い方とは?
ここまで、こんな状況なら
こう釣る、という例を
いくつか挙げてきましたが、
意外な誘い方でブラックバスを誘うということとは、
自分の中や、一般的にセオリー通りな釣りではなく、
その逆をやってみる、ということです。
自分の経験から、状況に合わせたつもりで釣りをしても
全然釣れないこともあります。
バスがルアーの後ろについてくるけど食わない
反応はするけど食わない。
そんなときにその逆をやってみてください。
たまにそうやって釣れることがあります。
バスがルアーに反応するということは、
少なくとも食べる気はあるので、必ず正解はあるはずです。
まさかこの方法で釣れるとは思わなかった。
そういった釣り方で釣れ、それがなぜなのか
考えると自分の中の引き出しが増えることになります。
釣り方の引き出しが増えると
どんどんバス釣りが楽しくなって
充実した釣りができるようになりますね!
やっぱり、自分で考えて
それがマッチしてバスが釣れた時は
めちゃくちゃうれしいです。
セオリー通りで釣れない時は
是非”その逆”を試してみてください!
世界が広がりますよ。
読んでいただき、
ありがとうございました!
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